稟議書の書き方と例文|社内承認を通すための文例集
稟議書は、社内で意思決定を進めるために欠かせない文書です。
しかし「何を書けば承認されるのか分からない」「形式は分かるが通らない」と悩む方も多いはずです。
本記事では、実務でそのまま使える稟議書の書き方と例文を解説します。
社内承認を通すために必要なポイントを押さえつつ、用途別にすぐ使える文例をまとめています。
ビジネスメールや文例をコピペで使いやすい形でまとめています。
お礼・依頼・謝罪・断り・社内文書・営業メールなど、用途別に探したい方はこちらをご覧ください。
目次
稟議書の基本構成
稟議書は、単なる申請ではなく「社内を動かすための説明文書」です。
以下の要素を必ず押さえることで、承認されやすくなります。
- 目的:なぜ申請するのかを明確にする
- 対象者:誰に影響するのかを示す
- 実施日・期限:いつ実行するかを具体化する
- 担当部署:責任の所在を明確にする
- 連絡先:確認先を明記する
- 必要対応:承認者に求める判断内容を示す
これらを漏れなく記載することで、判断しやすい稟議書になります。
社内向け文章の書き方のポイント
社内文書は、分かりやすさと簡潔さが重要です。
結論から書く
まず最初に申請内容を明示します。
その後に理由や背景を補足すると、読み手の理解が早くなります。
数字と事実で説明する
主観的な表現ではなく、具体的な数値や実績を用います。
これにより説得力が高まります。
必要な情報を漏らさない
前述の「目的・対象者・期限」などを必ず含めます。
情報不足は差し戻しの原因になります。
稟議書の基本例文(3パターン)
丁寧
件名:業務効率化ツール導入に関する稟議申請 お疲れ様です。 業務効率化を目的として、新たなツール導入について稟議申請いたします。 対象者は営業部全員となります。 導入予定日は2026年5月1日です。 担当部署は営業企画部が対応いたします。 詳細については別紙をご確認ください。 ご確認のうえ、ご承認のほどよろしくお願いいたします。 (署名)
標準
件名:業務効率化ツール導入の稟議 営業部の業務効率向上を目的として、ツール導入を申請します。 対象は営業部全員です。 導入予定日は2026年5月1日です。 担当は営業企画部です。 ご確認のうえ承認をお願いします。 (署名)
簡潔
件名:ツール導入稟議 営業部の業務改善のためツール導入を申請します。 対象は営業部全員です。 導入日は2026年5月1日予定です。 担当は営業企画部です。 承認をお願いします。 (署名)
状況別の稟議書例文
備品購入
件名:パソコン購入に関する稟議申請 業務用パソコンの老朽化に伴い、新規購入を申請します。 対象は開発部メンバーです。 購入予定日は2026年4月20日です。 担当は情報システム部です。 見積書を添付しておりますのでご確認ください。 承認をお願いいたします。 (署名)
外注依頼
件名:外注制作依頼に関する稟議 サイト制作業務の外注を申請します。 対象はマーケティング部です。 実施期間は2026年5月1日から6月30日です。 担当はマーケティング部です。 外注先の見積内容をご確認ください。 承認をお願いいたします。 (署名)
システム導入
件名:勤怠管理システム導入の稟議 勤怠管理の効率化を目的にシステム導入を申請します。 対象は全社員です。 導入予定日は2026年6月1日です。 担当は総務部です。 詳細資料をご確認ください。 承認をお願いいたします。 (署名)
研修実施
件名:社員研修実施の稟議 社員スキル向上を目的に研修実施を申請します。 対象は新入社員です。 実施日は2026年5月15日です。 担当は人事部です。 研修内容の資料をご確認ください。 承認をお願いいたします。 (署名)
出張申請
件名:出張に関する稟議申請 取引先訪問のため出張を申請します。 対象は営業部担当者です。 出張日は2026年4月10日です。 担当は営業部です。 詳細日程をご確認ください。 承認をお願いいたします。 (署名)
件名例(コピペOK)
- 業務改善ツール導入に関する稟議申請
- 備品購入に関する稟議
- 外注依頼に関する稟議書
- システム導入の承認依頼
- 研修実施に関する稟議申請
- 出張申請の稟議書
- 新規プロジェクト開始の稟議
- 設備更新に関する承認依頼
- 業務委託契約の稟議
- コスト削減施策の稟議
- 新サービス導入の稟議申請
- 社内制度変更の稟議書
ビジネスメールや文例をコピペで使いやすい形でまとめています。
お礼・依頼・謝罪・断り・社内文書・営業メールなど、用途別に探したい方はこちらをご覧ください。
よくあるNG例
NG例①:目的が不明確
件名:ツール導入について ツールを導入したいと考えています。 よろしくお願いします。 (署名)
目的や対象が書かれておらず、判断できません。
NG例②:情報不足
件名:備品購入の件 備品購入を申請します。 承認をお願いします。 (署名)
期限や対象者、担当が不明です。
承認者が確認できず差し戻されやすくなります。
よくあるご質問
Q1. 稟議書はどのくらいの長さが適切ですか?
結論と必要情報が整理されていれば、長さは重要ではありません。
無駄を省き、必要事項を簡潔にまとめることが大切です。
Q2. 承認されやすい書き方はありますか?
結論→理由→具体的な数値の順で書くと理解されやすくなります。
費用対効果を明確にすることも有効です。
Q3. 添付資料は必要ですか?
詳細な内容は別紙にまとめると読みやすくなります。
本文は要点に絞るのが基本です。
まとめ
稟議書は、社内承認を得るための重要な文書です。
目的・対象者・期限・担当を明確にし、簡潔にまとめることが重要です。
また、結論から書き、具体的な根拠を示すことで説得力が高まります。
本記事の例文を参考に、実務でそのまま活用できる稟議書を作成してください。
↓報告書・議事録・稟議書テンプレ完全集はこちら
ビジネスメールや文例をコピペで使いやすい形でまとめています。
お礼・依頼・謝罪・断り・社内文書・営業メールなど、用途別に探したい方はこちらをご覧ください。
他の社内文書の例文を探す

この記事の監修者
ビジネス文例ナビ 運営事務局
14年以上企業サイト制作・運用・営業に携わりながら、実務で使われるメール文面や社内文書の作成・改善を支援しております。その中で培った「相手に配慮しつつ、要点を短く明確に伝えること」を重視したビジネス文書、例文を実務で使いやすい形に編集して掲載しています。
※掲載している文例は一般的な例です。業種・社内ルール・相手との関係性に応じて調整してご利用ください。


