謝罪メールの例文|ビジネスで使える丁寧な謝り方(ミス・遅延・不備)
謝罪メールは、失敗そのものをなかったことにするための連絡ではありません。起きた事実を正しく伝え、相手への影響を認めたうえで、どう対応するかを明確にするための実務文書です。謝り方があいまいだと、ミス以上に不信感を招くことがあります。
本記事では、謝罪メール 例文を状況別に整理し、納期遅延/誤送信/手配ミス/資料不備/返信遅れの5場面で「丁寧/標準/柔らかめ」の使い分けをまとめます。あわせて、謝罪の基本構成、件名例、NG例、FAQまで実務で使いやすい形で解説します。
ビジネスメールや文例をコピペで使いやすい形でまとめています。
お礼・依頼・謝罪・断り・社内連絡など、用途別に探したい方はこちらをご覧ください。
目次
謝罪メールの基本構成
謝罪メールは、感情だけで書くと要点がぶれます。実務ではお詫び→事実→原因→対応→再発防止の順で書くと、相手が状況を把握しやすくなります。
- お詫び:まず迷わず謝る
- 事実:何が起きたかを短く示す
- 原因:分かっている範囲で説明する
- 対応:今すぐ何をするかを書く
- 再発防止:同じことを防ぐ姿勢を示す
謝罪メールで外しにくい書き方
謝罪文は長くするほど誠意が伝わるわけではありません。事実をぼかさず、言い訳を増やさず、今後の対応を先に見せる方が信頼の回復につながります。
- 件名で謝罪内容を明確にする
- 冒頭でお詫びを入れる
- 事実と原因を分けて書く
- 対応時刻や次の連絡予定を示す
- 再発防止を1文で添える
件名例12個
件名は、受け取った相手が内容をすぐ判断できる形が安全です。謝罪だけでなく、何に関するお詫びかを明記します。
- 【お詫び】納期遅延のご連絡
- 【お詫び】誤送信について
- 【お詫び】手配ミスに関するご連絡
- 【お詫び】資料不備について
- 【お詫び】ご返信が遅れました
- 【お詫び】弊社対応の不備について
- 【お詫び】ご迷惑をおかけしました
- 【お詫びとご報告】〇〇の件について
- 【重要】〇〇に関するお詫び
- 【お詫び】確認漏れについて
- 【お詫びと対応のご連絡】〇〇について
- 【お詫び】再発防止策のご報告
状況別の謝罪メール例文
ここでは、場面ごとにそのまま使いやすい形で例文をまとめます。相手名や内容を差し替えれば、コピペOKで整えやすい構成です。
納期遅延
納期遅延の謝罪では、遅れる事実を早く伝えることが最優先です。新しい予定日と、そこまでの対応を必ず入れます。
丁寧
件名:【お詫び】納期遅延のご連絡
株式会社〇〇
〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
このたびは、〇〇の納品につきまして予定より遅れが生じておりますこと、深くお詫び申し上げます。
当初は{候補日A}での納品を予定しておりましたが、確認工程に想定以上の時間を要しており、現時点では{候補日B}の納品見込みとなっております。
原因は、最終確認時に修正が必要な箇所が判明したためです。
現在は確認体制を増やし、納品に向けて最優先で対応を進めております。
進捗につきましては、{候補日C}の{開始時刻}〜{終了時刻}までに改めてご報告いたします。
今後は確認工程の見直しを行い、再発防止に努めてまいります。
このたびは誠に申し訳ございませんでした。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
標準
件名:【お詫び】納期遅延について
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
〇〇の納期につきまして、予定より遅れが出ております。
ご迷惑をおかけしており、申し訳ありません。
当初予定の{候補日A}での納品が難しく、現在は{候補日B}での納品を見込んでおります。
原因は、作業終盤で追加の修正が必要になったためです。
現在は優先度を上げて対応しております。
進捗は{候補日C}までにご連絡いたします。
今後は確認手順を見直し、再発防止に努めます。
申し訳ございませんでした。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
柔らかめ
件名:【お詫び】納期が遅れる見込みです
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
〇〇の件でご連絡です。
納期に遅れが出る見込みとなってしまい、申し訳ありません。
{候補日A}でお渡しする予定でしたが、確認に時間がかかっており、現時点では{候補日B}を見込んでおります。
原因は、仕上げ段階で修正が必要になったためです。
現在は優先して進めております。
状況は{候補日C}の{開始時刻}〜{終了時刻}の間に改めてご連絡します。
以後は確認を早めに行い、同じことが起きないようにします。
このたびは失礼いたしました。
株式会社〇〇の 〇〇
(署名)
誤送信
誤送信は、まず事実を認めて対象メールを明確にします。そのうえで、削除依頼や正しい送付先への対応を示します。
丁寧
件名:【お詫び】誤送信について 株式会社〇〇 〇〇様 いつもお世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。 先ほどお送りしたメールにつきまして、送信内容に誤りがございました。 ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。 誤って送信したのは、〇〇に関するご連絡です。 原因は、送信前の宛先確認が不十分であったためです。 お手数をおかけし恐れ入りますが、先ほどのメールは削除いただけますでしょうか。 正しい内容につきましては、改めてこちらからお送りいたします。 今後は送信前確認を徹底し、再発防止に努めてまいります。 誠に申し訳ございませんでした。 株式会社〇〇の〇〇 (署名)
標準
件名:【お詫び】メール誤送信の件 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。 先ほどお送りしたメールに誤送信がありました。 ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。 誤送信したのは、〇〇についてのご連絡です。 原因は、送信時の確認不足です。 お手数ですが、対象メールは削除をお願いいたします。 正しい内容は改めてお送りします。 今後は宛先と内容の確認を徹底します。 申し訳ございませんでした。 株式会社〇〇の〇〇 (署名)
柔らかめ
件名:【お詫び】先ほどのメールについて 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。 先ほどのメールについて、誤送信がありました。 大変失礼いたしました。 〇〇に関する内容を誤ってお送りしてしまいました。 原因は、送信前の確認漏れです。 お手数ですが、該当メールは削除いただけますと助かります。 正しい内容は改めてお送りします。 今後は確認を徹底いたします。 申し訳ありませんでした。 株式会社〇〇の 〇〇 (署名)
手配ミス
手配ミスは、相手に何が届かないのか、何が不足しているのかを明確にします。代替案や修正手配の時刻も入れると安心されやすいです。
丁寧
件名:【お詫び】手配ミスに関するご連絡
株式会社〇〇
〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
このたびは、〇〇の手配に不備があり、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
確認したところ、手配内容に誤りがあり、本来必要であった〇〇が反映されておりませんでした。
原因は、受付内容の確認不足によるものです。
現在、正しい内容で再手配を進めております。
完了見込みは{候補日A}で、状況は{開始時刻}〜{終了時刻}の間に改めてご連絡いたします。
今後は受付後の確認工程を強化し、再発防止に努めてまいります。
誠に申し訳ございませんでした。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
標準
件名:【お詫び】手配ミスについて
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
〇〇の手配にミスがありました。
ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。
本来必要な〇〇が、手配内容に含まれておりませんでした。
原因は、受付時の確認不足です。
現在は正しい内容で再手配しております。
進捗は{候補日A}までにご連絡します。
今後は確認体制を見直します。
申し訳ございませんでした。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
柔らかめ
件名:【お詫び】手配内容に誤りがありました
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
〇〇の手配内容に誤りがありました。
ご不便をおかけしてしまい、申し訳ありません。
確認したところ、〇〇の反映が漏れておりました。
原因は、手配時の確認が足りなかったためです。
現在は修正して再手配を進めています。
状況は{候補日A}までにご連絡します。
今後は確認漏れがないよう進めます。
このたびは失礼いたしました。
株式会社〇〇の 〇〇
(署名)
資料不備
資料不備では、不足や誤記の内容を明示し、修正版の送付時期を伝えます。不備の内容が複数ある場合でも、メールでは大枠だけで十分です。
丁寧
件名:【お詫び】資料不備について
株式会社〇〇
〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
先ほどお送りした資料に不備がありましたこと、深くお詫び申し上げます。
確認したところ、〇〇の記載漏れと一部数値の誤記がございました。
原因は、提出前の確認が不十分であったためです。
現在、修正版を作成しております。
正しい資料は{候補日A}の{開始時刻}〜{終了時刻}の間にお送りいたします。
今後は提出前の確認項目を見直し、再発防止に努めてまいります。
誠に申し訳ございませんでした。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
標準
件名:【お詫び】送付資料の不備について
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
送付した資料に不備がありました。
ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。
不備の内容は、〇〇の記載漏れと数値の誤りです。
原因は、確認不足によるものです。
現在、修正版を作成しています。
{候補日A}までに改めて送付いたします。
今後は確認手順を見直します。
申し訳ございませんでした。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
柔らかめ
件名:【お詫び】資料に不備がありました
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
先ほどお送りした資料に不備が見つかりました。
申し訳ありません。
〇〇の記載が抜けており、一部に誤りもありました。
原因は、確認が十分でなかったためです。
現在修正を進めており、{候補日A}までに正しい資料をお送りします。
今後は提出前の確認を徹底します。
このたびは失礼いたしました。
株式会社〇〇の 〇〇
(署名)
返信遅れ
返信遅れは、相手を待たせた事実を認めたうえで、回答を一緒に送るのが基本です。お詫びだけで終わらせない方が実務的です。
丁寧
件名:【お詫び】ご返信が遅れました
株式会社〇〇
〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
ご連絡への返信が遅くなりましたこと、深くお詫び申し上げます。
〇〇についてのご回答をお待たせしてしまいました。
原因は、社内確認に想定以上の時間を要したためです。
回答は下記のとおりです。
〇〇につきましては、{候補日A}にて対応可能です。
今後は確認状況の共有を早めに行い、返信遅れを防いでまいります。
このたびは誠に申し訳ございませんでした。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
標準
件名:【お詫び】返信遅れについて
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
ご返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。
〇〇についての回答に時間がかかってしまいました。
原因は、確認に時間を要したためです。
回答としては、{候補日A}での対応が可能です。
詳細は必要に応じて補足いたします。
今後は途中経過も含めて早めにご連絡します。
申し訳ございませんでした。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
柔らかめ
件名:【お詫び】ご返信が遅くなりました
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。
〇〇についての確認に時間がかかっておりました。
回答としては、{候補日A}で進める形で問題ございません。
今後はお待たせしないよう、確認状況も早めに共有します。
このたびは失礼いたしました。
株式会社〇〇の 〇〇
(署名)
ビジネスメールや文例をコピペで使いやすい形でまとめています。
お礼・依頼・謝罪・断り・社内連絡など、用途別に探したい方はこちらをご覧ください。
NG例と改善例
謝罪メールは、少しの表現の違いで受け取り方が大きく変わります。ここでは避けたい書き方を3つ取り上げます。
NG例1:お詫びより先に言い訳を書く
謝罪より前に事情説明が来ると、責任逃れの印象を持たれやすくなります。まずはお詫びを明確に置くべきです。
NG例
件名:納期について 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。 社内で確認に時間がかかっており、担当者の予定も重なってしまいました。 そのため納品が遅れそうです。 よろしくお願いします。 株式会社〇〇の〇〇 (署名)
改善例
件名:【お詫び】納期遅延のご連絡
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
〇〇の納品が遅れておりますこと、深くお詫び申し上げます。
原因は確認工程に時間を要したためです。
現在は優先して対応しており、{候補日A}の納品を見込んでおります。
今後は確認工程を見直し、再発防止に努めます。
申し訳ございませんでした。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
NG例2:事実があいまいで何を謝っているか分からない
「ご迷惑をおかけしました」だけでは、相手が状況を判断できません。何が起きたかを短く示す必要があります。
NG例
件名:お詫び 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。 このたびはご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。 今後は気をつけます。 株式会社〇〇の〇〇 (署名)
改善例
件名:【お詫び】資料不備について
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
先ほどお送りした資料に、〇〇の記載漏れがありました。
ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。
現在修正版を作成しており、{候補日A}までに再送いたします。
今後は提出前確認を徹底します。
誠に申し訳ございませんでした。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
NG例3:再発防止や対応が書かれていない
謝るだけで終わると、相手は次にどうなるか分かりません。今後の対応を書いてはじめて、実務メールとして機能します。
NG例
件名:返信が遅れてすみません 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。 返信が遅くなってしまい、すみませんでした。 株式会社〇〇の〇〇 (署名)
改善例
件名:【お詫び】ご返信が遅れました
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
ご返信が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。
〇〇の確認に時間を要しておりました。
回答としては、{候補日A}での対応が可能です。
今後は途中経過も含めて早めにご連絡いたします。
申し訳ございませんでした。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
よくある質問(FAQ)
謝罪メールは緊急時に書くことが多いため、迷いやすい点を先に押さえておくと対応が安定します。
謝罪メールは長い方が誠意が伝わりますか?
長さよりも順序が重要です。お詫び、事実、原因、対応、再発防止がそろっていれば、短くても十分に誠意は伝わります。
原因がまだ分からない場合はどう書けばよいですか?
原因が未確定なら断定しない方が安全です。まず事実とお詫びを伝え、現在確認中であること、次の報告予定時刻を書く形にします。
電話とメールのどちらを先にすべきですか?
影響が大きい場合は電話を先にし、その後に記録としてメールを送る形が望ましいです。影響が限定的ならメールのみでもよいですが、対応予定は必ず明記します。
まとめ
謝罪メールは、ただ謝るだけでは足りません。実務では、お詫びを先に伝えたうえで、起きた事実、原因、現在の対応、再発防止までを明確に示すことが重要です。納期遅延や誤送信、手配ミス、資料不備、返信遅れのように場面が違っても、基本構成は共通です。相手が知りたいのは「何が起きたか」と「これからどうするか」です。その2点をぶらさず書くことで、謝罪メールは信頼を立て直す連絡になります。
ビジネスメールや文例をコピペで使いやすい形でまとめています。
お礼・依頼・謝罪・断り・社内連絡など、用途別に探したい方はこちらをご覧ください。
他のメール文例の例文を探す

この記事の監修者
ビジネス文例ナビ 運営事務局
企業サイト制作・運用に携わりながら、実務で使われるメール文面や社内文書の作成・改善を支援。ビジネス文書は「相手に配慮しつつ、要点を短く明確に伝えること」を重視し、例文は実務で使いやすい形に編集して掲載しています。
※掲載している文例は一般的な例です。業種・社内ルール・相手との関係性に応じて調整してご利用ください。






