承諾メールの例文|依頼を受けるときの返信
承諾メールは、相手からの依頼や提案、案内に対して、受ける意思を伝えるときに使うメールです。
単に「承知しました」と返すだけでも意味は伝わりますが、業務では、何を承諾したのか、今後どのように進めるのかまで分かる形にしておくことが大切です。
特に社外向けでは、了承の意思に加えて、感謝や今後の対応姿勢を添えることで、丁寧で安心感のある返信になります。
そのため、承諾メールでは、依頼内容への理解、承諾の意思、必要に応じた今後の進め方を簡潔に整理して伝えることが重要です。
この記事では、承諾メールの基本構成と失礼にならない書き方を押さえたうえで、実務でそのまま使いやすい例文を紹介します。
文面はコピペOKで使いやすい形に整えているため、状況に合わせて調整しながら活用できます。
ビジネスメールや文例をコピペで使いやすい形でまとめています。
お礼・依頼・謝罪・断り・社内連絡など、用途別に探したい方はこちらをご覧ください。
目次
承諾メールの基本構成
承諾メールは、相手が安心して次の段取りに進めるように、内容を明確に書くことが大切です。
最初に依頼へのお礼を伝え、そのあとで承諾の意思を示し、必要に応じて今後の流れを添える形が基本になります。
- 件名
- 宛名
- あいさつ
- 依頼や案内へのお礼
- 承諾の意思表示
- 必要に応じた補足や今後の流れ
- 結び
- 署名
1.件名は返信内容が分かる形にする
件名は、相手が受信一覧で内容を判断しやすい表現にします。
「ありがとうございます」だけでは広すぎるため、「承諾のご連絡」「ご依頼の件、承知いたしました」など、承諾の返信だと分かる形にすると実務向きです。
2.本文冒頭で依頼へのお礼を伝える
承諾メールでは、いきなり了承だけを書くよりも、まず依頼をもらったことへのお礼を伝える方が自然です。
社外向けでは特に、最初の一文で印象が整いやすくなります。
3.何を承諾したのかを明確にする
「承知しました」だけでは、どの依頼に対する返事かが分かりにくい場合があります。
対象となる依頼や日程、内容を簡潔に示すと、認識違いを防ぎやすくなります。
4.今後の対応があればあわせて伝える
承諾したあとの段取りがある場合は、あわせて書いておくと親切です。
対応開始日や準備内容などを一言添えるだけでも、相手は安心して進めやすくなります。
5.結びでは前向きな姿勢を示す
最後は、「よろしくお願いいたします」だけでなく、今後の対応への前向きな気持ちを添えると印象がよくなります。
短くても、協力的な姿勢が伝わる結びにすると実務で使いやすくなります。
相手に失礼にならない書き方のポイント
承諾メールは、断りメールほど難しくないように見えても、書き方によってはそっけない印象になりやすいメールです。
気持ちよく受けたことが伝わるよう、丁寧な表現に整えることが大切です。
- 承諾の意思をはっきり示す
- 依頼内容を簡潔に確認する
- 短すぎて冷たく見えないようにする
- 必要に応じて今後の流れを添える
- 感謝や前向きな姿勢を入れる
「承知しました」だけで終わらせない
意味は伝わっても、一文だけでは事務的すぎる印象になることがあります。
特に社外向けでは、お礼や今後の対応を一言加えると丁寧さが増します。
承諾内容を確認する一文を入れる
依頼内容が複数ある場合や、日程や条件が関わる場合は、承諾内容を一文で確認しておくと安心です。
後から認識がずれるのを防ぎやすくなります。
相手が次に動きやすい形にする
承諾メールを受け取った相手が、次の段取りを進めやすいように書くことも重要です。
必要な準備や次回連絡の予定があれば、簡潔に書いておくと親切です。
承諾メールの件名例
承諾メールでは、件名で返信内容が分かることが大切です。
以下のような件名が実務で使いやすくなります。
- ご依頼の件、承知いたしました
- 承諾のご連絡
- ご依頼ありがとうございます
- 日程の件、承知いたしました
- ご案内の件、承りました
- ご提案内容、了承いたしました
- ご依頼の件につきまして
- ご連絡ありがとうございます
- ご依頼内容について承知しました
- 対応承諾のご連絡
- お引き受けいたします
- 承知いたしましたのでご連絡いたします
承諾メールの基本例文
丁寧
件名:ご依頼の件、承知いたしました 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇でございます。 このたびはご連絡をいただき、 誠にありがとうございます。 ご依頼いただきました件につきまして、 承知いたしました。 詳細を確認のうえ、 対応を進めてまいります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 株式会社〇〇の〇〇 (署名)
標準
件名:承諾のご連絡 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。 ご連絡ありがとうございます。 ご依頼いただいた件につきまして、 承知いたしました。 内容を確認のうえ、 進めさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 株式会社〇〇の〇〇 (署名)
簡潔
件名:ご依頼の件、承知しました 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。 ご依頼の件、 承知いたしました。 内容に沿って対応いたします。 よろしくお願いいたします。 株式会社〇〇の〇〇 (署名)
状況別の承諾メール例文
1.業務依頼を受ける場合
業務対応の依頼を承諾する場合は、何を引き受けるのかを簡潔に確認し、対応する姿勢を示すことが大切です。
相手が安心して任せられる文面に整えると使いやすくなります。
件名:ご依頼の件、承知いたしました 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇でございます。 このたびはご依頼をいただき、 ありがとうございます。 ご依頼いただきました〇〇の件につきまして、 承知いたしました。 内容を確認のうえ、 順次対応を進めてまいります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 株式会社〇〇の〇〇 (署名)
2.日程や打ち合わせ依頼を受ける場合
日程や面談依頼を受けるときは、承諾する日時を明記しておくと親切です。
日程認識がずれないように、一文で確認しておくことが重要です。
件名:日程の件、承知いたしました
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
ご連絡ありがとうございます。
ご提示いただきました
{日付} {開始時刻}〜{終了時刻}の日程にて承知いたしました。
当日はどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
3.社内依頼を引き受ける場合
社内向けの承諾メールでは、社外より簡潔でも問題ありませんが、依頼内容が分かる形にしておくと実務向きです。
必要に応じて、対応予定も一言添えると親切です。
件名:対応承知しました 株式会社〇〇 〇〇様 お疲れさまです。 株式会社〇〇の〇〇です。 ご依頼の件、 承知しました。 〇〇の対応について、 進めておきます。 完了しましたら改めてご連絡します。 株式会社〇〇の〇〇 (署名)
4.提案や案内内容を了承する場合
提案や条件提示に対して承諾する場合は、何を了承したのかを明確に書くことが大切です。
相手にとっても、合意内容の確認になります。
件名:ご提案内容、了承いたしました 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇でございます。 ご提案内容をご案内いただき、 ありがとうございます。 ご提示いただきました内容につきまして、 了承いたしました。 今後の進め方につきましても、 ご案内に沿って進めてまいります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 株式会社〇〇の〇〇 (署名)
5.期限付き依頼を受ける場合
納期や提出期限のある依頼を承諾する場合は、対応期限も確認しておくと認識違いを防ぎやすくなります。
相手が安心できるよう、対応予定を簡潔に伝えると実務向きです。
件名:ご依頼内容、承知いたしました
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
ご依頼いただきました件につきまして、
承知いたしました。
{期限日}までのご対応という認識で進めさせていただきます。
準備を進め、
完了次第ご連絡いたします。
よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
承諾メールで使いやすい言い換え表現
承諾メールでは、少しの言い換えで印象がやわらかくなります。
短くても丁寧さが伝わる表現に整えると使いやすくなります。
- わかりました → 承知いたしました
- 受けます → お引き受けいたします
- その内容で大丈夫です → その内容にて了承いたしました
- 対応します → 対応を進めてまいります
- 問題ありません → 差し支えございません
ビジネスメールや文例をコピペで使いやすい形でまとめています。
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承諾メールのNG例
承諾メールでは、了承していても、書き方によっては冷たい印象や認識違いにつながることがあります。
避けたい例を知っておくと、実務での返信がしやすくなります。
NG例1.短すぎてそっけない
件名:了解です 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。 了解しました。 株式会社〇〇の〇〇 (署名)
意味は伝わっても、社外向けではやや軽く、そっけない印象になりやすいです。
お礼や今後の対応を一言添える方が丁寧です。
NG例2.何を承諾したのか分からない
件名:承知しました 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。 承知しましたので、 よろしくお願いします。 株式会社〇〇の〇〇 (署名)
これでは、どの依頼や内容についての承諾かが分かりにくくなります。
承諾対象を一文で確認しておくことが大切です。
NG例3.前向きさが伝わらない
件名:返信 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。 対応します。 以上です。 株式会社〇〇の〇〇 (署名)
必要事項が最低限でも、あまりに簡潔すぎると事務的で冷たく見えます。
承諾メールでは、相手が安心できる一文を添える方が実務向きです。
承諾メールで迷いやすい場面
承諾メールは簡単に見えても、どこまで書くべきかで迷いやすいメールです。
基本を押さえておくと、相手に分かりやすく丁寧に伝えやすくなります。
承諾メールにお礼は必要か
必要です。
依頼や案内を受けたことへのお礼を一言入れるだけで、文面の印象がかなりやわらかくなります。
社内メールなら「了解しました」でもよいか
相手や職場の雰囲気によっては使われることもありますが、目上の相手や正式なやり取りでは「承知しました」「承知いたしました」の方が無難です。
社内でも丁寧さを保ちたい場面では、より適した表現を選ぶ方が安心です。
承諾メールに今後の対応予定は書くべきか
書ける場合は書いた方が親切です。
相手が次の段取りを把握しやすくなり、やり取りもスムーズに進みやすくなります。
よくあるご質問
承諾メールでは、「承知しました」と「了承しました」はどう使い分けますか?
一般的には、相手からの依頼や指示を受けるときは「承知しました」が使いやすいです。
条件や提案内容に同意する場合は「了承しました」も使われますが、社外向けでは丁寧さを意識して表現を選ぶのが安心です。
承諾メールは短くても問題ありませんか?
問題ありません。
ただし、承諾内容、お礼、必要なら今後の対応が分かる形にしておくと、短くても十分に丁寧で実務的です。
承諾メールの件名は変えた方がよいですか?
やり取りの流れを残したい場合は、元の件名を生かしたまま返信しても問題ありません。
一方で、件名だけで内容を分かりやすくしたい場合は、「承諾のご連絡」などを加える方法も使いやすいです。
まとめ
承諾メールは、依頼や提案を受ける意思を伝えるだけでなく、相手に安心して次の段取りへ進んでもらうための大切な返信メールです。
件名で返信内容を分かりやすくし、本文では依頼へのお礼、承諾の意思、必要に応じた今後の流れを整理して示すことで、丁寧で実務的なメールになります。
特に、短すぎてそっけなく見せないこと、何を承諾したのかを明確にすること、前向きな姿勢を添えることは実務で役立つポイントです。
丁寧、標準、簡潔の基本例文と状況別の文例を使い分けながら、相手との関係や依頼内容に合う形へ調整して活用してみてください。
ビジネスメールや文例をコピペで使いやすい形でまとめています。
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この記事の監修者
ビジネス文例ナビ 運営事務局
企業サイト制作・運用に携わりながら、実務で使われるメール文面や社内文書の作成・改善を支援。ビジネス文書は「相手に配慮しつつ、要点を短く明確に伝えること」を重視し、例文は実務で使いやすい形に編集して掲載しています。
※掲載している文例は一般的な例です。業種・社内ルール・相手との関係性に応じて調整してご利用ください。






