訪問案内文の例文|訪問予定の連絡
訪問案内文は、取引先や顧客、関係先に対して、こちらから訪問する予定を事前に知らせるための案内文です。
訪問前に連絡を入れておくことで、相手に予定を確保してもらいやすくなり、当日の対応も円滑になります。
特にビジネスでは、訪問の目的、対象者、日時、場所、必要な準備を事前に明確にしておくことが大切です。
案内が不十分だと、誰が来るのか分からない、日時の認識がずれる、当日の準備が間に合わないといった行き違いが起こりやすくなります。
この記事では、訪問案内文の基本構成、書き方のポイント、すぐ使える例文、状況別の文例、避けたいNG例をまとめて紹介します。
ビジネスメールや文例をコピペで使いやすい形でまとめています。
お礼・依頼・謝罪・断り・社内連絡など、用途別に探したい方はこちらをご覧ください。
訪問案内文の基本構成
訪問案内文は短く見えても、必要な情報が抜けると相手に負担をかけやすくなります。
実務で使う際は、訪問の目的と日時だけでなく、相手が準備や判断をしやすい情報まで整理して伝えることが重要です。
訪問案内文で不足すると困る必須情報は、目的・対象者・日時・期限・場所・申込方法・担当者・連絡先です。
申込方法は予約制の訪問や確認返信が必要な場面で使いますが、不要な場合でも返信方法や連絡先を示しておくと安心です。
目的
何のために訪問するのかを明確に書きます。
打ち合わせ、あいさつ、現地確認、納品、説明など、訪問の趣旨が最初に分かる形にすると伝わりやすくなります。
対象者
誰に向けた案内かを明確にします。
担当者本人なのか、部署宛てなのか、複数名への連絡なのかで文面の整え方が変わります。
日時
訪問予定の日時は、{日付}、{開始時刻}〜{終了時刻} のように明確に示します。
時間帯だけでなく、所要時間の目安もあると相手が予定を組みやすくなります。
期限
返答や都合確認が必要な場合は、{締切日} までに返信をお願いする形にします。
期限がないと、相手がいつ返せばよいか判断しにくくなります。
場所
訪問先の場所や集合場所、受付方法を必要に応じて記載します。
本社、支店、会議室名など、当日に迷わない情報があると実務で使いやすくなります。
申込方法
予約制の訪問や候補日調整が必要な場合は、返信や申込の方法を明記します。
返信のみでよいのか、電話連絡が必要なのかを分かるようにしておくことが大切です。
担当者
訪問する側の担当者名を明記します。
当日の窓口が分かっていると、相手も対応しやすくなります。
連絡先
電話番号やメールアドレスなど、連絡手段を記載します。
日程変更や緊急連絡が必要になったときに役立ちます。
相手に伝わりやすい書き方のポイント
訪問案内文は、相手が負担なく予定を把握できることが大切です。
読みやすくするには、案内の目的と具体的な情報を順番に整理して伝えることが重要です。
最初に訪問の目的を書く
冒頭で何のための訪問かを示すと、相手が文面を理解しやすくなります。
前置きが長いと、肝心の要件が見えにくくなります。
日時と場所は具体的に書く
訪問日時と場所は、曖昧な表現を避けて明記します。
必要に応じて所要時間も添えると、相手が予定を調整しやすくなります。
返信が必要かどうかを明確にする
確認だけでよいのか、都合の返答が必要なのかを分けて書きます。
対応の要否が分からないと、相手が迷いやすくなります。
相手の準備が必要なら先に伝える
資料準備や立ち会い、担当者同席などが必要な場合は、本文に入れておくと親切です。
当日の依頼を減らすことにもつながります。
文面は簡潔に整える
訪問案内は長文よりも、必要情報が整理されているほうが伝わりやすくなります。
コピペOKの例文を使う場合でも、目的、対象者、日時、期限、場所、申込方法、担当者、連絡先は案件ごとに見直すことが大切です。
件名例
訪問案内文で使いやすい件名例をまとめます。
- 訪問予定のご案内
- {要件}に関する訪問のご連絡
- ご訪問日時のお知らせ
- 打ち合わせ訪問のご案内
- ごあいさつ訪問のご連絡
- 現地確認訪問のご案内
- 納品訪問のご案内
- ご説明訪問のお願い
- 訪問日程のご確認
- 訪問予定変更のご案内
- 訪問候補日のご相談
- 訪問に関するご連絡
例文3パターン
ここでは、実務で使いやすい訪問案内文を、丁寧、標準、簡潔の3パターンで紹介します。
丁寧
件名:訪問予定のご案内
株式会社〇〇
〇〇様
平素よりお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
このたび、{訪問目的}のため、貴社へお伺いしたくご連絡申し上げます。
訪問日時は、{日付}の{開始時刻}〜{終了時刻}を予定しております。
訪問場所は、{場所}を予定しております。
当日は、{訪問内容}についてご説明申し上げる予定です。
ご都合に問題がございましたら、{締切日}までにご連絡いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
標準
件名:ご訪問日時のご連絡
株式会社〇〇
〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
{訪問目的}のため、{日付}の{開始時刻}〜{終了時刻}にお伺いする予定です。
場所は、{場所}を予定しております。
当日は、{訪問内容}を予定しております。
ご都合が難しい場合は、{締切日}までにご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
簡潔
件名:訪問予定のご連絡
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
{訪問目的}のため、{日付}の{開始時刻}〜{終了時刻}に訪問予定です。
場所は{場所}です。
ご都合に問題がある場合は、{締切日}までにご連絡をお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
状況別例文:5パターン
訪問案内文は、目的によって伝えるべき内容が少し変わります。
ここでは、実務で使いやすい5つの場面に分けて例文を紹介します。
1. 初回あいさつ訪問の案内
件名:ごあいさつ訪問のご連絡
株式会社〇〇
〇〇様
平素よりお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
このたび、着任のごあいさつを兼ねて、貴社へお伺いしたくご連絡申し上げます。
訪問日時は、{日付}の{開始時刻}〜{終了時刻}を予定しております。
訪問場所は、{場所}を予定しております。
短時間ではございますが、ごあいさつと今後のご連絡体制についてお話しできればと存じます。
ご都合に問題がございましたら、{締切日}までにお知らせください。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2. 打ち合わせ訪問の案内
件名:打ち合わせ訪問のご案内
株式会社〇〇
〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
{案件名}に関する打ち合わせのため、貴社へ訪問予定です。
日時は、{日付}の{開始時刻}〜{終了時刻}を予定しております。
場所は、{場所}です。
当日は、進行状況の確認と今後の進め方についてご相談できればと考えております。
ご都合が難しい場合は、{締切日}までにご連絡をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
3. 現地確認訪問の案内
件名:現地確認訪問のご連絡
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
{確認対象}の現地確認のため、訪問予定についてご案内いたします。
訪問日時は、{日付}の{開始時刻}〜{終了時刻}を予定しております。
場所は、{場所}です。
当日は、現場確認と必要事項の確認を行う予定です。
立ち会いが必要な場合は、担当者様のご同席をお願いいたします。
ご都合に問題がございましたら、{締切日}までにご連絡ください。
4. 納品訪問の案内
件名:納品訪問のご案内
株式会社〇〇
〇〇様
平素よりお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
{納品物}のお届けのため、訪問予定をご案内申し上げます。
日時は、{日付}の{開始時刻}〜{終了時刻}を予定しております。
訪問場所は、{場所}です。
当日は、納品とあわせて簡単なご説明をさせていただく予定です。
ご都合が合わない場合は、{締切日}までにご連絡をお願いいたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
5. 訪問日時変更の案内
件名:訪問予定変更のご案内
株式会社〇〇
〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
先にご案内しておりました訪問予定につきまして、日時変更のお願いでご連絡いたしました。
変更後の日時は、{日付}の{開始時刻}〜{終了時刻}を予定しております。
訪問場所は、{場所}で変更ございません。
ご迷惑をおかけし恐縮ですが、ご都合をご確認のうえ、問題がございましたら{締切日}までにご連絡ください。
何卒よろしくお願いいたします。
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NG例
訪問案内文は短くても作れますが、情報が不足すると相手に負担をかけやすくなります。
ここでは、避けたい書き方を紹介します。
NG例1:目的が分からない
件名:訪問の件
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
{日付}に伺います。
よろしくお願いします。
この例では、何のための訪問なのかが分かりません。
目的が見えないと、相手は誰を手配すべきか判断できなくなります。
NG例2:日時や場所が曖昧
件名:ご訪問のご連絡 株式会社〇〇 〇〇様 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇 (署名) 近いうちに訪問したいと考えております。 また伺いますのでお願いします。
この例では、いつどこに行くのかが不明です。
日時と場所は必ず具体的に示すことが大切です。
NG例3:返信が必要か分からない
件名:訪問予定のご案内
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇
(署名)
{日付}の{開始時刻}〜{終了時刻}に訪問予定です。
以上です。
この例では、相手に確認や返答を求めているのかが分かりません。
都合確認が必要な場合は、期限と連絡方法まで書くと親切です。
よくあるご質問
訪問案内文で迷いやすい点をまとめます。
Q1. 訪問案内文では候補日を出したほうがよいですか?
相手の都合確認が必要な場面では、候補日を出したほうが調整しやすくなります。
すでに日時が決まっている場合は、確定日時を案内する形で問題ありません。
Q2. 訪問案内文に所要時間は入れたほうがよいですか?
入れたほうが親切です。
相手が予定を確保しやすくなり、当日の行き違いも減らしやすくなります。
Q3. 訪問日時の変更案内ではおわびを入れるべきですか?
相手に再調整の負担をかける場合は、おわびの一文を入れるほうが自然です。
変更理由を長く説明する必要はありませんが、迷惑をかけることへの配慮は示したいところです。
まとめ
訪問案内文は、相手に訪問予定を事前に伝え、当日の対応や予定調整をしやすくするための実務文面です。
分かりやすい案内文にするには、目的・対象者・日時・期限・場所・申込方法・担当者・連絡先を整理し、相手が必要な情報をすぐ確認できる形にすることが大切です。
特に、何のための訪問か、いつ訪問するのか、どこに行くのか、返答が必要なのかが不足すると、やり取りが増えやすくなります。
今回紹介した丁寧、標準、簡潔の例文や状況別の文例を使い分けることで、実務でそのまま使いやすい訪問案内文を作りやすくなります。
ビジネスメールや文例をコピペで使いやすい形でまとめています。
お礼・依頼・謝罪・断り・社内連絡など、用途別に探したい方はこちらをご覧ください。
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この記事の監修者
ビジネス文例ナビ 運営事務局
企業サイト制作・運用に携わりながら、実務で使われるメール文面や社内文書の作成・改善を支援。ビジネス文書は「相手に配慮しつつ、要点を短く明確に伝えること」を重視し、例文は実務で使いやすい形に編集して掲載しています。
※掲載している文例は一般的な例です。業種・社内ルール・相手との関係性に応じて調整してご利用ください。
